トータルリカバリーサロンとして生まれ変わったYUJ YOGA。リカバリーって?休養ってなに?ヨガと何が関係あるの?パーソナルヨガやピラティス、マッサージ、そしてカウンセリングを提供するYUJとしての根幹の部分を「疲労と活力」をテーマにお伝えしていきます。
疲労は身体からの危険信号
仕事や学業、日常生活の中で疲労を感じることは避けられません。疲れを感じた時、私達はつい単なる「だるさ」や「しんどさ」程度に捉えてしまいますが、疲労は身体からの重要な信号の一つです。
あまり知られていませんが、疲労は痛み、発熱と並んで身体から発せられる〈危険信号〉だとされています。これは身体が休養を必要としている〈合図〉であり、無視していると健康に深刻な影響を与えかねません。
特に疲労はごまかすことができますよね。「そんなものはあって当然」というイメージすらあるように感じます。病気ともなれば話は違ってくるが、疲労なら無理をすればなんとかなる。皆さまも生活の中で思い当たる部分があるのではないでしょうか。目に見える不調や発熱、痛みや病気であれば立ち止まってケアし、生活を見直そうと思えますが、こと【疲れ】の部分に関しては軽視されやすいと考えています。
しかしその疲労は慢性不調の原因となり、ゆくゆくは筋骨格系を越えて内臓疾患などの病へとつながっていきます。
YUJの考える休養とは
「疲れたから休む」=身体を休ませることが休養、という認識が一般的ですね。事実、辞書で調べてもそういったニュアンスのことが書かれています。
YUJは2020年に一軒家に開いた小さなパーソナルヨガ・ピラティスサロンとして、長らく人一人を”良く”することを全力で考えてきました。パーソナルヨガなのに整体やマッサージもする、カウンセリングもするのはそのため。では「良くする」とはいったいなんでしょうか。
・慢性不調を改善する
・徒手療法やリハビリで痛みを取る
・呼吸を深める
・ヨガを深める
・運動をする
・予防として運動をする
・お悩みを聞いて違ったものの見方、発想を提案する
・不調を腸から紐解き食のアドバイスをする
・ストレスを生み出す思考のクセを一緒に紐解く
・ワークショップなどで親交を深める
・お話をして一緒に笑い合う
こんなことを何百回と皆さまと繰り返してきました。
クラスが終わった後の皆さまを元気にしていけるように。
サロンの帰り道、来たときよりも身体が軽くなっている、心も軽くなっている。
来る前よりもちょっぴり、自分のことが好きになっている。世界がちょっぴり、明るく見える。
そうなってほしいと願い、ヨガやピラティス、リハビリやマッサージ、あらゆる手段を取り入れながらパーソナルクラスを重ねていく中で見えてきた共通点・ベース。それが【休養】でした。
「あ、そっか。私達は皆さまに元気になってもらいたいんだ」
休養とは単に寝っ転がって休むことだけではない。先程列挙したようなこと全てが”元気”につながっているのであれば、ヨガや運動も、講師との会話も全て【休養】であると再認識した瞬間です。そこが見えたとき、YUJは疲労を解消するトータルリカバリーサロンYUJ YOGAとして生まれ変わりました。
では活力とは?
では【元気】とはいったいなんでしょうか。わたしたちは疲労を解消した先にある活力に満ちた状態を「元気」と捉えています。疲労やストレス、身体や心から発せられる危険信号を無視して、もしくはそれに気づかずに「元気です」と生きていけば、どこかで大きな不調につながるリスクが膨らみます。
ですからほんとうの意味で活力のある状態=元気を目指したいのです。
そして、元気があると「夢」を追いやすくなります。
ここで言う夢とは、とはそんなに仰々しいものでも尊大なものでもありません。いろんな定義ばかりで恐縮ですが、YUJの考える夢とは、学校で発表するときに困った”夢”とはまた別のもの。もちろん独立して起業をしたい、海外で暮らしたい、何かになりたい、そういった将来の延長線上にある夢も素晴らしいものです。でもみんながみんなそれを持っているわけではありません。
「生活の中にあると自分が満たされるもの」YUJは夢をそう捉えています。
そして夢は、生活をほんのちょっぴりだけ幸せにしてくれます。
大好きなものを楽しむ、好きなものを食べに遠くに足を運ぶ、大好きな人と過ごす時間が心地いいから会いに行く。これだって充分に夢で、その瞬間ってちょっぴり幸せ。そしてそれを味わえるためには、ちょっとだけ活力があったほうがいい。
幸せは掴むものではなく、やはり刹那〈状態〉ですよね。感じるもの。
疲れてヘトヘトだと、きっとそれも感じにくいし、苦しいものになってしまうから。
疲労のフェーズと休養の提案
YUJは疲労を解消し、さらに活力を高めていくまでの過程を「休養」として捉え、それをサポートするメニューを展開しています。
【疲労を解消する】
これはシンプルですが身体や心の疲れを取ること。タイ古式ヨガや呼吸のための全身マッサージなどのマッサージメニューを通して、消耗した状態から体力やエネルギーを回復させていきます。
【活力を高める】
あえて運動としての負荷をかけることで身体のエネルギーレベルを上げ、活力を高めます。整体ヨガでほぐしながら動かせるので、運動したいけど身体を動かしにくくて…という方も運動による活力UPを目指しやすくなります。さらなる強度を出したときにはヨガの立位や理学療法士によるHIITも活用していきます。
【疲れにくい身体へ】
さらにストレス(疲労の原因)そのもの、ダメージを軽減できるような身体づくりも重要と考えます。例えば、腸の状態を整えることで、身体を回復するための栄養素が吸収されやすくなったり、消化によるエネルギーの消耗・疲れを抑えることができます。
【疲れにくい心へ】
また、自分の感覚をコントロールしたり思考のコリに気づくことでストレスを感じづらくなる=疲れにくくなるといったことも目指します。心の柔軟性を高めるメニューや、インド占星術といったカウンセリングメニューを準備しているのはこういった狙いからです。
上記のプロセスを通じて、ただ休む(HPの回復)だけではなく、最大HP(体力)や防御力(予防)を増やすことで元気=活力のある状態を目指していく。トータルリカバリーサロンとしてのYUJは、サロン全体としてそのサポートをしていきます。
おわりに
疲労や痛みを通して自分の身体のサインを感じること。そしてそれをしっかりと受け入れること。
そのうえで、無理なく必要な休養を取ること、適度な負荷をかけて活力を養うこと。
これってそんなに簡単なことではありません。それでももし、それが個々人でできたなら、予防医療ができたのなら。きっとみなさまの人生はより豊かに、おだやかに幸せへと向かっていくとYUJは考えています。そのお手伝いをするために私達はここにいます。
今回はYUJの理念の根幹である休養の考え方についてお話しさせていただきました。つい熱くなって長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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